成分解析から分かるオルビスユー ジェルモイスチャーの効果とおすすめの方

なお、以下の２点については他の記事でも繰り返しお伝えしていることを、ご理解ください。

• 成分を理解することが重要なワケ
  • 記事の下部に掲載
• 敏感肌の方に刺激になりうる成分
  • 成分説明後に記載

ユー ジェルモイスチャライザー情報

 製品情報

商品名	オルビスユー ジェルモイスチャライザー（医薬部外品） スパチュラ（ヘラ）付属
容量	通常ボトル入り 50g つめかえ用 50g
価格	通常ボトル入り 50mL 通常購入：3,300円 定期購入：2,805円 2回目以降：2,673円 つめかえ用 180mL 通常購入：2,524円 定期購入：2,673円 2回目以降：2,475円 7日間お試しセット：980円
7日間お試し セット内容	洗顔料（オルビスユー ウォッシュ 14g） 化粧水（オルビスユー ローション 20mL） 保湿液（オルビスユー モイスチャー 9g） シワ改善美白美容液 7日分ミニサイズ（リンクルブライトセラム 7g） オリジナルヘアバンド 1個 クレンジングリキッド パウチ 1包 オルビスユートリートメントプライマー パウチ 1包
販売	オルビス株式会社
その他	定期販売、サンプルあり、無油分、無香料、無着色、アレルギーテスト済み

濃密なのにぐんぐん浸透し、うるおいを届けて逃さない“とろぱしゃ”化粧水。

肌がゆらいで不調を感じているときもすぐになじんで、うるおいが満タンにチャージされたような、ツヤとハリ感のある肌に仕上がります。

• オルビスユーシリーズ詳細

ユー ジェルモイスチャライザーの成分

 有効成分

デクスパンテノールＷ

 その他の成分

水、グリセリン、メチルフェニルポリシロキサン、ジメチコン、ＢＧ、グリコシルトレハロース・水添デンプン分解物混合溶液、水添大豆リン脂質、ジグリセリン、ベヘニルアルコール、ジラウロイルグルタミン酸リシンナトリウム液、オトギリソウエキス、シーグラスエキス、ヤグルマギクエキス、桃葉エキス、ＰＥＧ（８０）、１，３－プロパンジオール、グリセリンエチルヘキシルエーテル、トリメチルシロキシケイ酸、キサンタンガム、カルボキシビニルポリマー、アクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体、高重合ジメチコン－１、水酸化Ｋ、フェノキシエタノール

成分カテゴリーを分類

カテゴリー	成分
ビタミン類	デクスパンテノールW
基剤	水
保湿剤	グリセリン、BG、グリコシルトレハロース・水添デンプン分解物混合溶液、ジグリセリン、１，３－プロパンジオール
油分（エモリエント）	メチルフェニルポリシロキサン、ジメチコン、高重合ジメチコン－１、トリメチルシロキシケイ酸
乳化剤	ベヘニルアルコール、ジラウロイルグルタミン酸リシンナトリウム液
植物エキス 植物油	オトギリソウエキス、シーグラスエキス、ヤグルマギクエキス、桃葉エキス
増粘剤	キサンタンガム、カルボキシビニルポリマー
溶剤	PEG（80）、グリセリンエチルヘキシルエーテル
pH調整剤	水酸化K
防腐剤	フェノキシエタノール

ユー ジェルモイスチャライザーの効果

• 保湿
  • 肌の乾燥を防ぎ、潤いを保つことで、肌を柔らかくし、健康な状態を維持
• 美白
  • 肌の色素沈着やシミを予防し、均一な肌色を目指します
• 日焼け防止
  • UVダメージから肌を守り、日焼けによる肌の老化やシミの形成を防ぐ
• 毛穴ケア
  • 毛穴の汚れや皮脂の詰まりを取り除く、あるいは開いた毛穴を引き締める
• ニキビケア
  • ニキビの発生を予防し、既存のニキビをケアする
• 肌荒れ防止
  • 肌のバリア機能をサポートし、外部刺激による肌荒れを防ぐ
• エイジングケア
  • しわやたるみなどの老化サインに対応し、肌の若々しさを保つ
• 弾力・ハリ向上
  • 肌に弾力とハリを与え、しなやかな肌へと導く
• 皮脂コントロール
  • 過剰な皮脂の分泌を抑え、肌のテカリやベタつきを防ぐ
• 赤み・敏感肌対応
  • 肌の赤みや刺激感を和らげ、敏感肌の方でも安心して使用できる

おすすめの年齢層

これらの評価は、成分の一般的な性質と効果に基づいていますが、実際の肌への作用や効果は個人差があるため、これらの数値は参考として利用ください。

 製品情報はここから 

＼ 化粧水のなじみやすい肌に ／

オルビスユーシリーズの洗顔料、化粧水の情報は以下の記事にまとめました。

ユー ジェルモイスチャライザーの成分解析から分かる効果

1. デクスパンテノールW デクスパンテノールは、プロビタミンB5とも呼ばれ、皮膚に浸透しやすい特性があります。この成分は皮膚の水分保持能力を高め、肌の柔軟性を向上させるとともに、乾燥や肌荒れを防ぐ効果が期待できます。
2. 水 水は製品の基剤として使われます。成分を溶かしたり、製品のテクスチャーを調整するために必要です。
3. グリセリン 保湿成分として広く用いられます。空気中の水分を吸収する性質（湿潤剤）があり、肌表面に潤いを保つ膜を形成し、乾燥から肌を守ります。肌への刺激が少ないため、敏感肌用の製品に使用されることが多いです。
4. メチルフェニルポリシロキサン シリコーン系の成分で、製品に滑らかな感触を与えるとともに、肌の上に軽い保護膜を作り出す効果があります。肌に塗布した際の広がりが良く、肌表面を滑らかにし、外部の刺激から肌を守ります。
5. ジメチコン ジメチコンもシリコーン系の成分で、メチルフェニルポリシロキサンと同様に肌に滑らかな感触を与えます。皮膚に対する接触抵抗を減らし、製品の塗布を容易にすると共に、肌表面を滑らかに見せ、潤いを閉じ込める効果があります。肌を柔らかくし、小じわの目立たない肌へ導く助けとなることも期待されます。
6. ＢＧ（ブチレングリコール） 保湿剤として使われる成分です。水分を肌に引き寄せて保持し、肌の乾燥を防ぎながら柔らかく保ちます。また、製品の感触を良くし、有効成分の溶解や安定化にも寄与するため、多くのスキンケア製品に含まれています。
7. グリコシルトレハロース・水添デンプン分解物混合溶液 この混合溶液は保湿成分として使われますです。トレハロースは砂漠の植物などが乾燥状態から復活する際に利用する糖類の一つで、水分を保持する力が非常に高いとされています。この混合溶液は肌の保水機能を高め、乾燥から保護します。加えて、肌に潤いを与えることで、滑らかな肌触りにします。
8. 水添大豆リン脂質 水添大豆リン脂質は、大豆から抽出された成分でリン脂質の一種です。肌のバリア機能、肌を保護する効果があります。
9. ジグリセリン ジグリセリンは、グリセリンをさらに改良した保湿成分で、グリセリンよりも保水力が高いです。肌に潤いを与え、長時間保持する能力に優れているため、乾燥による肌トラブルを防ぎ、肌を健やかに保ちます。
10. ベヘニルアルコール ベヘニルアルコールは、脂肪アルコールの一種で、スキンケア製品において乳化剤や安定剤として使用されます。製品の質感を向上させることに加え、肌に滑らかな感触を提供します。この成分は肌への刺激が少なく、敏感肌の人でも安心して使えます。
11. ジラウロイルグルタミン酸リシンナトリウム液 この成分は、水溶性の条件付き必須アミノ酸であるリシンの誘導体です。皮膚への保湿効果が期待され、皮膚のバリア機能を強化することで外部からの刺激を防ぎます。肌のpHを整える作用もあり、健康な肌環境を保つのに役立ちます。
12. オトギリソウエキス オトギリソウエキスには、肌荒れを防ぐ効果があるとされています。抗酸化作用も期待できるため、肌の老化防止に寄与します。
13. ヤグルマギクエキス ヤグルマギクエキスは有機酸であるコハク酸やクエン酸の含有率が高く、皮膚のタンパク質を収縮させることによる収れん作用があります。肌の引き締めや化粧崩れ防止目的でスキンケア製品、ボディケア製品、メイクアップ製品、化粧下地、洗顔料、クレンジング製品などに用いられています。
14. 桃葉エキス 桃の葉から抽出されるエキスで、肌に潤いを与えるとともに、肌荒れや炎症を抑える効果があるとされています。特に敏感肌や乾燥肌の方に適しており、肌の鎮静と保護に役立ちます。
15. PEG（80） PEG（ポリエチレングリコール）80は、水溶性の高分子化合物で、製品においては主に溶剤や乳化剤として使用されます。
16. 1,3-プロパンジオール 1,3-プロパンジオールは自然由来成分で、保湿剤として広く利用されます。肌に水分を引き寄せて保持することで、肌の潤いを保ちます。敏感肌にも優しく、肌への刺激が少ないのも特徴の一つです。
17. グリセリンエチルヘキシルエーテル グリセリンエチルヘキシルエーテルは保湿成分で、肌の表面に薄い保護膜を形成することで、水分の蒸発を防ぎます。
18. トリメチルシロキシケイ酸 シリコーンの一種で、滑らかな感触を与えるために使用されます。肌に対する優れた撥水性を持ち、化粧品が肌に長持ちするように作用します。
19. キサンタンガム キサンタンガムは自然由来のポリサッカライドで、粘度調整剤として使用されます。製品の安定性を高めるとともに、滑らかなテクスチャーにします。
20. カルボキシビニルポリマー カルボキシビニルポリマーも、粘度を調整するために使用される合成ポリマーです。この成分は、水と反応してゲル状のテクスチャーを形成し、製品の安定性を保ちながら、使い心地の良さを提供します。
21. アクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体 アクリル酸とメタクリル酸アルキルの共重合体は、ゲル状のテクスチャーを形成するために使用される合成ポリマーです。この成分は製品の粘度を高め、長時間の保湿効果を持続させる目的で配合されます。
22. 高重合ジメチコン-1 シリコーンベースの成分で、肌に滑らかでシルキーな感触を与えます。製品の伸びや肌への密着性を向上させるために使用され、メイクアップ製品やスキンケア製品での使用が一般的です。水分の蒸発を抑制し、肌を柔らかく保つ効果もあります。
23. 水酸化K 水酸化K（カリウム）は、pH調整剤として使用されます。製品の酸性度を調整することで、肌のpHバランスに近づけ、肌への刺激を最小限に抑えることができます。また、製品の安定性を保ち、有効成分が肌に適切に作用するための環境を整える役割もあります。
24. フェノキシエタノール フェノキシエタノールは防腐剤として使われる成分です。微生物の増殖を抑えることで、製品の品質を維持し、使用期間中の安全性を高めます。比較的低刺激であり、多くのスキンケア製品やメイクアップ製品に配合されています。

敏感肌の方に刺激になりうる成分

フェノキシエタノール	防腐剤
水酸化K	pH調整剤
PEG（80）	界面活性剤

これらの成分は化粧品に配合されるレベルでは、毒性、刺激性、アレルギーなどが少ない安全性の高い成分です。

ただし、100%安全な成分のみで構成された製品というのは事実上存在しません。

全ての成分が、全ての人に対して絶対に安全であるということはなく、製品の形状を保持したり、効果を発揮させたりするためには、ある程度の添加物が必要になります。

ここで大切なのは、成分の安全性と効果のバランスを理解し、自身の肌質や条件に合った選択をすることです。

添加物と一言で言っても、その種類は多岐にわたります。

防腐剤、香料、色素、pH調整剤、乳化剤などがあり、これらは製品を安定させ、長持ちさせ、使用感を良くするために加えられます。

しかし、一部の人にとっては肌の刺激となることもあるため、敏感肌の人は特に成分表示をチェックする必要があります。

新しい製品を試す際にはパッチテストを行う、少量から始める、成分リストを確認するなど、肌トラブルを防ぐための注意が必要です。

初期エイジングケアを考え始める20代後半〜30代の方におすすめ

オルビスユー ジェルモイスチャライザーは、乾燥や初期のエイジングサインが気になり始める20代後半から30代の女性におすすめです。

10代から20代前半にかけては、肌の再生能力が高く、皮脂の分泌も活発であるため、乾燥が比較的少ないと感じることが多いです。

しかし、年齢を重ねるにつれて肌の保湿機能やバリア機能が弱まり、外部環境や生活習慣の変化による影響を受けやすくなります。

乾燥によってバリア機能を失うと紫外線の影響も受けやすくなり、シミやくすみにもつながり、さらにはたるみの原因にもなってしまいます。

エイジングサインをチェック

20代後半から30代は肌のうるおいやハリ、弾力を維持することが重要な時期であり、この年代からそれまでのケアの見直しを初めても決して早くはありません。

「いつもと同じはずなのに、化粧ノリが悪いかも」 「季節に関係なく、いつも乾燥しがちになった」このように感じたら“肌の基礎体力”が下がっているかも知れませ。

以下のようなエイジングサインをセルフチェックしてみてください。

鏡でチェックするより、スマートフォンで撮影して客観的に見るのがおすすめです。

シワ	笑った後や顔を動かした後に、肌が元に戻るのが遅くなっていないか。 目尻や額、口元に細かい線が見えるようになっていないか。
シミ	顔や手の甲、首周りなどに、以前はなかった色素沈着や小さな斑点が現れていないか。
たるみ	顔の輪郭が以前よりもぼやけて見えるか。 頬の高い位置が下がってきたように感じるか。
くすみ	肌のトーンが全体的に暗くなっていないか。 以前は明るかった肌が、どんよりとした印象になっていないか。

保湿による「うるおい」に特化したユーシリーズ

オルビスユーの開発コンセプトは、肌のうるおい機能を高めることに重点を置いており、これにより肌のバリア機能も強化され、乾燥やくすみなどの肌トラブルを予防することができます。

このシリーズは、洗顔料、化粧水、保湿液の3つのアイテムで構成され、シンプルながらも効果的なスキンケアルーティーンを提供します

「うるおいに満ちた 変化にゆらがない肌」へ導くオルビスユーシリーズは、オルビスと研究所が総力を挙げて開発したシリーズです。

「いきなり本品からは不安…」という方は、３ステップを1週間試せるトライアルセットがおすすめです。

• 「いつもと同じはずなのに、化粧ノリが悪いかも」
• 「ニキビができやすくなった」
• 「季節に関係なく、いつも乾燥しがちになった」

このようなお悩みがある方におすすめです。

「いきなり本品からは不安…」という方は、3ステップを1週間試せる「7日間体験セット 980円」もおすすめです。

 購入はここから 

＼ 化粧水のなじみやすい肌に ／

オルビスユー ドット クリームモイスチャライザーとの違いは以下の記事が参考になります。

ニキビが気になる方はクリアフル モイスチャーがおすすめです。

効果的な使い方

美しさをさらに引き出すスペシャルケア

成分を理解することが重要なワケ

• 肌に合うかどうかを確認するため
• 期待通りの効果を得るため
• アレルギーを防ぐため
• 無駄な買い物を防ぐため

理由１

肌に合うかどうかを確認するため

化粧品は、人によって合う合わないがあります。成分を理解することで、自分の肌質や悩みに合った製品を選ぶことができます。

例えば、乾燥肌の人は、保湿成分が豊富な製品を選ぶ必要があります。

また、敏感肌の人は、刺激となるような成分が含まれていない製品を選ぶ必要があります。

理由２

期待通りの効果を得るため

化粧品にはさまざまな効果があります。

成分を理解することで、自分が求める効果が期待できる製品を選ぶことができます。

例えば、シミやくすみを改善したい人は、美白効果のある成分が含まれている製品を選ぶ必要があります。

理由３

アレルギーを防ぐため

化粧品の中には、アレルギーを引き起こす可能性のある成分が含まれています。

成分を理解することで、自分がアレルギーを持っている成分が含まれていない製品を選ぶことができます。

理由４

無駄な買い物を防ぐため

成分を理解することで、自分の肌に合わない製品を購入することを防ぐことができます。

これは、無駄な買い物を防ぐことにつながります。

なんとなく雰囲気でコスメを選ぶのではなく、製品のパッケージや公式サイトなどの成分表で確認する習慣をつけるようにしましょう。

オルビスに関するおすすめ記事のまとめ

参考サイト

• 厚生労働省
• 医薬品医療機器総合機構
• 国立医薬品食品衛生研究所
• 化粧品・原料データベース
• CAS SciFinder
• EWG (Environmental Working Group)
• Cosmetics Info
• Paula’s Choice Cosmetic Ingredient Dictionary